猫の耳の先端に切れ込みを入れるのは虐待?この行為が意味することを多くの人に知ってほしい


あなたは耳の先端に切れ込みが入った猫を見たことがありますか?

実際に野良猫などによく見かけますが、この切れ込みはただの怪我ではありません。

この行為について、多くの人にこの事実を知ってほしいというTwitterの投稿が話題を集めています。

もし見たことがあるという方もないという方にも知ってほしい、「耳の切れ込み」が意味するものとは・・・?


耳の先端に切り込みがある猫





一見すると痛々しい傷跡のようにも見えますが、これには大切な意味が込められているのをご存知ですか?

実はこの切れ込みは、避妊・去勢済みの野良猫の目印としてつけられたものなんです。

こうすることによって、避妊・去勢済みの猫が何度も捕獲されるストレスから守ることに加えて、野良猫の殺処分を減らす事につながっているのです。

「身体に傷をつけるなんて・・・」という意見もありますが、この行動が後に野良猫の命を守る目印にもなるのです。

この事実を知らない人のために、田柄 ⚫物病院(@junkievets)さんがTwitterにて多くの人に知ってほしいと呼びかけたのがきっかけとなり話題を集めました。



猫の耳をカットするという行為自体がかわいそうという方もいらっしゃいますが、それによって猫が得られるメリットの方がカットされるデメリットに比べ大きいという判断の元、獣医師さんたちは耳のカットをされています。



猫の命を守るために活動する方たちが、最も猫に負担が少なく効果的な方法として生まれたのがこの方法だったのだと思います。

耳をカットするのがかわいそうだ、虐待だという前に、なぜこのような方法を取らなくてはならないのか?

その事実を皆さんにも知ってもらいたいと思います。


TNR活動





この猫の耳をカットするという方法は、「TNR活動(以下の頭文字をとったもの)」と呼ばれ、野良猫が増えすぎて殺処分されてしまうのを防ぐために行われています。
Trap(捕獲)

Neuter(不妊手術)

Return(戻す)

猫の繁殖力は私たちの想像をはるかに超え、1頭のメス猫で年2~3回、1回あたり3~5匹もの子猫を産みます。

その猫がまた子を産み、更にその子猫が・・・と考えると、不妊手術をしなければ1年後には50~70匹もの野良猫が増えてしまうのです。

そこで、野良猫に避妊・去勢手術を施し、しるしを付けて元に戻すといった「TNR活動」が始まりました。

全国的にこの活動が広まったおかげで全体の殺処分数は10年前の1/3にまで減少していますが、それでも日本だけで年間6.7万頭もの猫が命を落としているのです。

動物の命を救うはずの動物病院で、猫の耳をカットすることは獣医さんにとっても苦渋の決断に違いないでしょう。

しかしこれ以上失われる命がなくなるように、まずはこの活動について多くの人に知ってもらうことが大切なのではないでしょうか。

この活動について、ネットでは多くの人からコメントが寄せられました。


















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