【衝撃】フィリピンの砂浜に打ち上げられた大きなクジラ。その姿から我々が学ばなければならないこと


2017年5月11日にフィリピンのリゾートビーチに突如おおきなクジラの死体が打ち上げられました。

その大きさは全長3mにもなり、苦しそうに口を開けておりそこからは大量のゴミが出てきており、腹部は避けて内臓のようなものが砂浜に散っていました。

ですが上記の写真をよく見ると、こちらは本物のクジラの死体ではありません

これはある事を訴えるために作られたものだったのです。


この作品が訴えるもの





こちらのクジラの死体は環境保護NGO団体グリーンピースと「電通ジェイミーサイフ」という電通フィリピンとジェイミーサイフー・グループが合併した会社とのコラボレーションで作られました。

これは全て海から見つかったプラスチックのゴミから作られたもので、2016年にヨーロッパでクジラの死体が30頭見つかったという出来事から発案されたものだったのです。

こちらの作品は地元に住むアーティスト達からの全面協力もあり、細かい部分までクジラを作り上げていました。

お腹の部分はビニール袋でできており、内臓はペットボトルやプラスチック容器、さらにシャンプーやリンスなどの袋などが使用されています。

このクジラはなんと、全て海から見つかったゴミでできているというですから驚きです。



もちろんこのクジラの死体を作ったことで「こんなにゴミがあるんだ」と訴えかけているのはもちろん、これにはもう1つ大事なプロジェクトがあったのです。

このオブジェはASEANに「プラスチックによる海洋汚染の具体的な基準を設けてほしい」と訴えるためのものだったのです。

2017年のASEANの議長国はフィリピンとなっており、2016年12月には実際にフィリピンでもクジラの死体が打ち上げられたこともあり、海洋汚染の問題が深刻化になっています。

ビーチに多くの人たちが集まる5月に合わせて公開された途端、訪れた人たちからは驚きの声が寄せられました。



このオブジェの制作会社は「フィリピンは世界でもトップ3に入るプラスチックごみによる海洋汚染の貢納国だ。我々はこれからも汚染と戦い続けよう」と語っていました。

公開されてから1日目でASEANへのネット署名がどんどん膨れ上がり、その結果次回のASEANのディスカッションでプラスチック汚染についての議題が加わったのだそうです。

これをきっかけにして、世界史の海洋汚染の問題が改善されることを願うばかりです。

海の生物たちが快適に暮らしていけるように、私たち人間も改めて海洋汚染問題について考えるべきなのかもしれません。
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