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メキシコで発生した思わず目を疑ってしまう出来事。
散歩に出かけた男性が偶然発見したのは、運河の岸に捨てられている赤ちゃんでした。
一体だれが何のために・・・、そしてその赤ちゃんはその後どうなってしまうのでしょうか?
捨てられた布切れ
メキシコに住むラウル・マリン・セハさん。
彼は早朝の散歩を日課としており、その日もいつもの散歩コースを歩いていました。
その時、ふと運河の岸に捨てられた汚い布切れが視界に入ります。
ゴミの多い地域なので特に珍しいことではありませんでしたが、「布の中に何かがいる」そう思ったというラウルさん。
形態のカメラを起動し、ゆっくりとその布に近づいていきます。
そして布を持ち上げた瞬間、あまりにもショッキングな光景がラウルさんを待ち受けていました。
生後間もない赤ちゃんが
なんと、布切れの中には生後間もない女の子。
へその緒がついていることに気が付いたラウルさんは、赤ちゃんを抱きかかえると急いで一番近くの病院へと駆け込みます。
すぐに診察や検査が行われましたが、体温は下がっていたものの幸い命に別状はないことがわかりました。
安心したのもつかの間、この赤ちゃんの今後のことが心配されました。
一体だれの子供で、誰が捨てたのかはその後もわからずじまいだったのです。
そこでラウルさんは驚くべき決断をします。
運命
赤ん坊が捨てられてしまったのも、自分がそこを通りかかったのも、運命のように思えてならなかったというラウルさん。
なんと、ラウルさんはその赤ちゃんを引き取り育てていく決断をしたのです。
家族はラウルさんの決断に最初こそ困惑したものの、最終的にはサポートしてくれることが決まりました。
生まれてすぐに過酷な経験をした赤ちゃん。
勇気と優しさに溢れたラウルさんの決行動がなければ、小さな命は運河の岸で消えていたかもしれません。
これからも様々な困難が待ち受けているかもしれませんが、優しい家族と共に幸せに成長してくれるといいですね。
- 2018.10.18